開催日時:2024/6/2(土)
開催場所:東京競馬場
1951年に,東京競馬場の芝1600mを舞台とする3歳以上のハンデキャップ競走として創設された.過去3年の結果ではC.ルメール騎手が安定した成績を残している.
今回の注目ポイント
○5 ナミュール
前走はヴィクトリアマイル.8着.
スタートで出遅れたことにより最後方からのレース展開となった.
直線での勢いは他の馬と比較しても3番以内に収まっていることから,馬の能力は申し分ない.後方から差せなかったのはテンハッピーローズが後方からの差しを抑える位置取りをしている為と思われる.今回は期待してもよさそう.
予想
○2 ガイアフォース
▲3 レッドモンレーヴ
○5 ナミュール
○8 ロマンチックウォリアー
▲9 パラレルヴィジョン
◎10 ソウルラッシュ
▲12 フィアスプライド
○13 ステラヴェローチェ
○17 セリフォス
▲18 ダノンスコーピオン
予想詳細
×1 カテドラル
前走大阪杯では外枠16番.
スタートは後方から.レース中は序盤から終盤にかけて差すこともなく9着に沈んでいる.
○2 ガイアフォース
前走はフェブラリーステークス.2着.
スタート後,馬群前方~中間に位置していた.
4コーナーを通過したあたりでは周囲を他の馬に囲まれていたが,間をすり抜ける器用さを見せている.直線の伸びもあったことから,今回は期待したい.
▲3 レッドモンレーヴ
前走はG2.2着.
レース終盤まで最後尾に位置しており,最終直線で一気にごぼう抜きをした.
なお,G1では勝ちきれない可能性がある.
×4 ジオグリフ
前走は大阪杯.6着.
レース終盤まで馬群先行集団に位置していた.
最後の直線で加速せず他の馬に差されてしまっている.
○5 ナミュール
前走はヴィクトリアマイル.8着.
スタートで出遅れたことにより最後方からのレース展開となった.
直線での勢いは他の馬と比較しても3番以内に収まっていることから,馬の能力は申し分ない.後方から差せなかったのはテンハッピーローズが後方からの差しを抑える位置取りをしている為と思われる.今回は期待してもよさそう.
×6 ドーブネ
前走はG2.2着.
スタートから先行したが,最後の直線で差されていた.前走はソールオリエンスの不調によって,着順内に入ったように見える.
また,2000mでの勝利実績が少ないことから購入は控えたい.
×7 エアロロノア
前走はG2.4着.
好位の一角からレース終盤の直線で差している.他の馬と比較して差しの能力が今一つだったため,4着に落ち着いている.
○8 ロマンチックウォリアー
前走は香港QE2C.1着.
前走内容では差しにより1着となったようだが,2着に下したのはブログノーシス.
G1で1着経験があればこの馬の実力を裏付ける内容だが,ブログノーシスの最高成績は天皇賞3着.そう考えると1番人気は早計かと思う.
▲9 パラレルヴィジョン
前走はG3.1着.
前走は大逃げのエエヤンを他の馬で追う流れだった.その中でも前方にいたこの馬はかなり差しやすい状況で持てる力を存分に発揮した.安田記念でも同様の展開となれば可能性があるが,かなり難しい.
◎10 ソウルラッシュ
前走はG2.1着.
後方外側を回されていて,あまり良い位置取りではないと感じたが終盤の直線ではそれをものともしない末脚で一気に抜いていた.J.モレイラ騎手のスタイルとも相性が良さそう.
×11 ウィンカーネリアン
前走は高松宮記念.4着.
好位からのレース展開だったが,終盤の直線で振るわず3着外.
より厳しいレース展開となった場合には難しい.
▲12 フィアスプライド
前走はヴィクトリアマイル.2着.
好位からのレース展開で最終直線まで良かった.直線では他の馬より遅かったためにテンハッピーローズに1着を明け渡してしまった.
今回は坂井騎手への騎手替わりが不安要素.
○13 ステラヴェローチェ
前走は大阪杯.4着.
レース中盤まで馬群の中におりかなり展開は厳しいと考えていた.
レース終盤後方から隙を見つけて4着まで差した騎手と馬の能力をたたえたい.
×14 コレペティトール
前走はG2.8着.
レース終盤まで馬群後方からの展開となった.最後の直線で追い上げを見せるも他の馬と比較して差しの能力が今一つと感じた.
×15 ヴォイッジバブル
今までのレースタイムの観点から3着内に入る可能性は低そう.
×16 エルトンバローズ
前々走はG2.7着.
レース終盤まで先行していたが,最後の直線でスタミナが持たなかったように見える.
安田記念の距離短縮を考慮しても今までのレース戦績を見るとタイム的に他の馬よりも優位は取れない.
○17 セリフォス
前走はG2.2着.
レース終盤まで馬群後方の内ラチを走っていた.
最後の直線でコースに空きが無ければ厳しい位置取りと考えていたが,うまいこと間が空いて直線で差しやすい展開となった.安田記念でも同様の展開になるかは怪しい.
なお,今までのタイム的には3着内の可能性は十分にある.
▲18 ダノンスコーピオン
前走はG2.4着.
レース終盤まで馬群やや後方から.
最後の直線で馬群後方のやや込み入ったところから差している.
その状態で,4着まで持ち込んでいるのはそれなりに力がありそう.
なお,今回はG1の為参考程度.