人柄と習慣

ニコマコス倫理学より
第一巻13章以降より、徳には2種類ある。知的な徳と人柄の徳だ。
知的な徳は知性や思慮深さに分類される徳で、人柄の徳は気前の良さや節制に分類される徳を示す。ニコマコス倫理学では特に人柄の徳に触れている。
簡潔に示すと、「人柄の徳は日頃の習慣から来ている。」と述べている。
「人柄の」という意味の「エーティケー」は「習慣(エトス)」から少し変化してできたものとされている。
もし、人柄の徳が生まれつき備わっているものだったらどうだろう?石を上に投げ続けても下に落ちるように、石が下に落ちる性質を上に昇るようにすることができない。
この例えは、「もし、人柄の徳が生まれつき備わっているのであればその徳は日頃の生活によって書き換えられることが無い」ということを示している。
ただ、実際には人柄の徳は変化する。よって人柄の徳は生まれつきではないことを示している。人柄の徳を良くする為にも、「良い状態の習慣」を身につけることが重要と説いていた。

適当であること

バーで知り合った妙齢の男性から適当であることについて語って頂いた。
業務を行う上でも、料理を作る上でも適当にできるようになることが重要と言われていた。
また、適当にできるようになる為には経験が必要だとおっしゃっていた。
最初からなんとなくで業務をこなしてしまうと、それが適度かどうかが分からない。
最初は数字をきちんと追いかけ、確実に繰り返し同じようにできることが重要とのことだった。繰り返し同じようにできるようになったら、経験が十分に身につき、適当にやっても適当に業務を遂行することができる。料理でも同じと、男性は楽しそうに話してくれた。

一方、最近読んだ「制御工学の考え方」(BLUE BACKS)でも、制御は「合わせる」「保つ」「省く」の3要素が重要と説いていた。繰り返し同じくできるようにすることが、「合わせる」「保つ」であり、適当にできるようになることが「(労力を)省く」に通ずると感じた。

企業における新人の役割

企業に配属された新人が最初に思うことの一つに、「この仕事は誰でもできるのではないか」というものがある。(議事録作成、先方への連絡、資料の印刷、会議設定...etc)
そうした業務をしているうちに、このままで良いのだろうかと思い始める。そのように思い始めるのは新人3年目までに誰もが通る道だ。

誰もが通るからこそこの疑問点は解消しておきたい。人生の大部分を占める仕事だからこそある程度の納得感を持って仕事に臨むのが良いと思うからだ。

さて、そうした一見誰でもできそうな仕事は確かに誰でもできる。何なら自分より効率的に正確に行うことができる人がいる。そうした人達を前にして新人や若手は自信をなくして落ち込んでしまう。(自信をなくしたことがない人達はその会社では上位3割の社員だから安心してほしい。)

自信をなくして落ち込んで良い。誰でもできる仕事を確実にこなしつつただひたすらにできる人の仕事を盗んで自分のものとして行ってほしい。そうして自分の武器を増やしていくことによりできることを確実に増やしていくことを忘れずに進めてほしい。

上司によっては自分の武器を増やすことができない場合があるかもしれない(人間性が飛び抜けていて参考にできない・頭の回転の速さが異なる・経験年数の差 etc)
しかしながら、彼らは永遠に業務を続ける訳ではないし、継続してその業務を続ける訳でもない。彼らの業務の仕方を盗み続けることによって新人・若手は彼らに近づき、確実に成長を続けることができる。反省するのは良いが、下を見続けず成長を続けてほしい。

キレることの無価値さ

世の中には少数ではあるがキレる人がいる。
キレる理由はつまるところ「相手が自身の思う通りの言動をしないこと」にある。
・友人と旅行先で行きたいお店や交通手段で揉める
・業務で部下が自分の言った通りに行動しない
・育児で子供が言いつけを守らない 等

このような自身の期待と相手の実際の言動には差がある。
そのような差がある時に、自身の通りに行かないときの感情表現の一つが「キレる」だ。

この「キレる」ことの危険性を今回紹介したいと思う。

キレることは、キレる理由が自身と現実の差と言う他人からは分かりづらい要素から生じる。また、その時の感情は急激でその場にいるほとんどの人がその感情変化についていくことができない。これら2点から分かることとして、他人から見たら「何が起きているか分からないけれど急激に感情変化した状態」=「キレる」となる。

そうした時、キレられた人はどうなるだろうか。
突然そのような感情変化をした人間と対面すると、キレられた人からするとキレた人は「今後、同様にキレる可能性がある人」という扱いとなる。

つまり、今後いつどこでキレるか分からないという地雷原のような人間だと思われる。誰だって地雷原は歩きたくない。そんなところを歩くより心穏やかに平原なり、海岸沿いを歩いていたい。そうした思いがある為、人はキレる人から距離を置いて生活することを望む。これはどのような人間関係でも同様だ。仕事・友人・恋愛全てに通ずる。

キレることによって一時的に自分の要求を相手に飲ませることができたとしても、今後心を通わせるような人間関係は一生築くことができない。そうした人間がこの社会には数多く存在する。

そうした人間にならないように、そうした人間と接触した時は憐れみを持って慈愛の心で接するようにしよう。

 

ポジティブであること

運は対人関係で与えた印象の定量化 というような言葉を聞いたことがある。その点に於いては全く運が無い。なぜなら対人関係でうまく行った試しがないからだ。

対人関係がうまくいかないのは、自身が相手を過度に気にしすぎているからだと思う。

相手の感情をなんとなく読んでしまう。そうすると話しかけるタイミングを持てない。そうした循環を繰り返すうちに人に話しかけられなくなっていく。

感情を上向きに保つことも重要だ。
ポジティブになれないと周囲へも悪影響を及ぼす。
チーム全体が暗くなってしまう。明るいチームの方が成果もよく出るだろう。

感情を上向きに保つにはどうしたら良いだろう。
自身が納得のいく生活を送ること?とりあえず笑っていること?どんな状態であれば感情を上向きに保つことができるか考えたことがなかった。

自分が悲しい存在であることを確認するように

思考の整理学

24/3/21
英文学者外山滋比古による思考法に関する書籍。
特に気になった点をいくつか挙げる。

まず第一に人を思考法ごとにグライダー型・飛行機型に分類して紹介している。
グライダー型は人から教わったことを吸収して学ぶ。
飛行機型は人から教わらなくとも自ら知識を吸収して学ぶ。
これらの違いは小学生時代はあったものの、義務教育期間中に皆グライダー型へ矯正されると著者は解いている。

なるほど、分かりやすい。確かに想像力豊かだったのは小学校低学年の頃だったかもしれない。そう考えると自身が受けてきた義務教育は非常にチンケなものの様に感じる。
私の経験を交えると、義務教育で得られたものは教科書に書き込んである知識の詰め込み学習であった様な気がしてくる。一方で、物事を考える良いきっかけになっており、教科書への詰め込み学習は全く悪いものではない。

グライダー型・飛行機型で読者へ課題喚起をするのだが、この本の悪いところはどの様にすればグライダー型から飛行機型の人間になれるかを直接指名していない。すぐには教えないことがグライダー型から飛行機型へ変わるための知識を忘れさせない様にするためかもしれない。

その次に、著者は朝型人間を推奨している。かつては著者も夜型人間だったようだが早起きをして活動してみたら案外悪くない と述べている。
朝飯前という言葉も引き合いに出して、朝に それも特に朝食前に物事を片付けるのが良いと論じている。ここまでくるともう朝型信者だ。

第三に時間をかけてアイデアを寝かせることを推奨している。昼思い悩んだ物事は次の日の朝に、その日に思いついたアイデアは数日空けて再度考えてみる。そうしたことを行っていくうちに思考やアイデア純化されると筆者は説いている。
時間をかけて物事を考えることが重要だというのは同感だ。
それでは時間をかけて物事を考えるためには?
時間をかけて物事を考えるのは大変な気がする。著書内ではメモをとり、時間をかけても良いと思えたメモをさらに別のメモに書き換えるらしい。
そうしたことは文系・理系問わず活用可能なのだろうか?

ひとまず今回取り上げたのは3点。
1 グライダー型人間と飛行機型人間
2 朝型・朝飯前
3 アイデアは寝かせること

非常にわかりやすく、どんな人にとっても分かりやすい比喩で表現されていた。大変読みやすいのは間違い無いが、読んだ内容を基に今後の習慣にどう活かすかが課題となりそうだと感じた。

あとがき
本を要約出来た気がしない。全く要約出来ていない。
この本は老人のいくつかの知見を例えを示しながら紹介している。
その知見は分散しているものの、一つ一つの内容はポイントを抽象化して示されている。抽象化されている個々の課題が散らばりをもって紹介されている。大変難しい…。

2024 日経新春杯予想(神戸新聞杯で好成績を収めた注目馬たち、日経新春杯への期待高まる)

こんにちは.
今年初めてのG2に期待が高まる.

<レース概要>
日経新春杯は日本中央競馬協会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G2)である.創設は1954年.今までではかなり歴史ある.
芝2400 mと今回は距離が長い.

<今回の注目馬>
今回の出馬数は14.6
過去レースタイム,推定上がりを参考に以下6頭に着目した.

4 リビアングラス
6 ディアスティマ
7 ハーツコンチェルト
10 ハーツイストワール
13 サヴォーナ
14 サトノグランツ

<各馬の考察>
4 リビアングラス
前前々走で何とか推定上がり33.9 sでかなり良いと判断した.芝2400 mを走った経験はないものの,芝2400 m以上での競争経験がある為スタミナ切れの心配はないとする.

6 ディアスティマ
京都大賞典で2:25.1と比較的好タイムを出している.また,推定上がりが34.6 sと芝2400 mとしては良い上がりを記録している.

7 ハーツコンチェルト
神戸新聞杯では5着だったものの,タイム自体は2:23.6と好タイム.また,推定上がり33.3 sと非常に速い.今回の馬で最も注目している.

10 ハーツイストワール
ジャパンⅭでは2:24.8と芝2400 mとしては非常に好タイム.
推定上がりも35.2 sと比較的好タイムなので良いとしたい.

13 サヴォーナ
神戸新聞杯で2着と好成績を収めており,推定上がりが33.4 sと好タイム.
外枠不安がある.

14 サトノグランツ
神戸新聞杯で1着.推定上がりも非常に速いが,最外枠の為かなり割引する必要がある.

外枠に強い馬が来た時の考察の仕方に非常に悩む.
それでは良い競馬ライフを.

2024 京成杯予想(競馬予想:京成杯の注目馬と予想分析)

こんにちは.
土日は競馬!とのことで本日は京成杯の予想をする.

<レース概要>
京成杯は日本中央競馬協会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3).創設は1961年.

<今回の注目馬>
今回の出馬数は15.
過去レースタイム,推定上がりを参考に以下の6頭に注目した.

2 バードウォッチャー
5 ロジルーラー
6 アーバンシック
12 グローリーアテイン
14 ダノンデザイル
15 ジュンゴールド

<各馬の考察>
2 バードウォッチャー
前走の推定上がりが33.5 sと速い.また,今回ルメール騎手が騎乗される為注目したい.

5 ロジルーラー
前前々走の推定上がりが33.5 sと速い.また,前走の葉牡丹賞では芝2000 mを2:00.9の好タイムを出している.内枠であることも加味している.

6 アーバンシック
今回最も注目している馬.前走の推定上がりが33.2 sと非常に速い.また,前走の百日草特別では芝2000 mで1:59.4を記録しており,非常に好タイムだった.

12 グローリーアテイン
前走の推定上がりが33.5 sと速い.

14 ダノンデザイル
前走の京都2歳Sでは芝2000 mで1:59.9と今回の総合タイムでは2番目に速く芝2000 mを走破している.外枠のためいくらか割引して評価している.

15 ジュンゴールド
前走の紫菊賞では芝1800 mで1:47.2と他の馬と比較して最も速い.
なお最外枠のため,割り引くこととする.

推定上がりと総合タイムで今後とも推定予測を続けていこうと思う.

2024 愛知杯予想(セントカメリアが差し馬として注目!ミッキーゴージャスも期待)

こんにちは.
新年のG33連戦から1週間もたっていないのに体がうずいている.競馬中毒かもしれない.

<レース概要>
愛知杯日本中央競馬会JRA)が中京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)である.創設は1963年.
愛知杯だが,今回は小倉競馬場で行われる.

<今回の注目馬>
今回の出馬数は14.
過去レースタイム・推定上がりを参考に以下の6頭の馬に注目した.

2 コスタポニータ
先行馬.前走では内枠にも拘わらす差されてしまう展開が多かった.また,芝2000 mを走った経験がないことからスタミナ切れが心配される.

4 ウインピクシス
先行馬.前走までの成績があまりふるっていない.最終上がりが速い時と遅い時とがあり,かなりむらのある馬.なお,過去に勝ち馬となっているときはほとんど松岡騎手が騎乗していたため今回注目を集めていると思われる.

5 アレグロモデラー
先行馬.前走の修学院Sでは6着だったものの,前々走の能勢特別では阪神のゴール前の傾斜にもかかわらず最終上がりが34.2 sとなかなかの好タイムだった.8頭立てで消耗しなかったことを加味しても良い成績と思われる.

10 エリカヴィータ
先行馬.前走ではスタートの安定感が出ていた.また,府中牝馬Sでは最終上がり33.8 sとかなり良タイムが出ている為ぜひ期待したい.

11 セントカメリア
差し馬.過去レースでは最終上がりタイムが良く差しが届いていた.着実な成長がみられたため購入して良いと思われる.

12 ミッキーゴージャス
差し馬.最終上がりが早くタイムも安定していて申し分ない.前走からやや期間を置いていることと枠番があまり良くないことが懸念材料.

 

久しぶりで悩ましい.それでは良い競馬ライフを.

<参考:すべて馬について>
1 グランスムアスク
差し馬だが,最終上がりの末脚がそこまで強くない.スタート時にふらつくのもマイナス.

2 コスタポニータ
先行馬.前走では内枠にも拘わらす差されてしまう展開が多かった.また,芝2000 mを走った経験がないことからスタミナ切れが心配される.

3 タガノパッション
先行~差し馬.レース中盤から上位に食い込む.最終上がりの末脚がやや弱く勝ち馬には刺されてしまう傾向がある.また,昨年芝2000 m出走経験がなく,出走数も少ないことから不安材料が比較的多い.

4 ウインピクシス
先行馬.前走までの成績があまりふるっていない.最終上がりが速い時と遅い時とがあり,かなりむらのある馬.なお,過去に勝ち馬となっているときはほとんど松岡騎手が騎乗していたため今回注目を集めていると思われる.

5 アレグロモデラー
先行馬.前走の修学院Sでは6着だったものの,前々走の能勢特別では阪神のゴール前の傾斜にもかかわらず最終上がりが34.2 sとなかなかの好タイムだった.8頭立てで消耗しなかったことを加味しても良い成績と思われる.

6 ミスフィガロ
差し馬.差し馬にしては最終上がりが遅い.前年の出走数が少なく,馬齢を考慮するとあまり伸びないと思われる.

7 ルージュステイリア
中位馬.馬群の中から最後差す形を取ろうとしているのかもしれないが,現状あまりうまくいっていない.川田騎手をもってしても勝ち馬になることがあまりない為,馬券を購入する動機があまりない.

8 ローゼライト
先行馬.前走でG1出走経験があるか成果を出せていない.
その他の過去レースでも特に光るものを見出せなかった.

9 エニシノウタ
差し馬.女性騎手によるハンデがあるが,それでも勝ちきれない.差し馬としては最終上がりタイムもそこまで優れていない.

10 エリカヴィータ
先行馬.前走ではスタートの安定感が出ていた.また,府中牝馬Sでは最終上がり33.8 sとかなり良タイムが出ている為ぜひ期待したい.

11 セントカメリア
差し馬.過去レースでは最終上がりタイムが良く差しが届いていた.着実な成長がみられたため購入して良いと思われる.

12 ミッキーゴージャス
差し馬.最終上がりが早くタイムも安定していて申し分ない.前走からやや期間を置いていることと枠番があまり良くないことが懸念材料.

13 フラーズタルム
先行馬.前走では馬郡に囲まれて最後差すことができなかった.過去レースを振り返ると勝ち馬圏内でもおかしくない.

14 テリオスマナ
先行馬.今回外枠であり,かつ最終上がりもそこまで速くない馬なので購入対象外で良い.

コース分析 小倉競馬場 (小倉競馬場のコース形状と勝利に影響する要素)

前回のシンザン記念では推定上がりを基に勝ち馬予想をした.結果として当たった気がする.人気馬だけど)
なので今後は推定上がりタイムを参考にして注目馬の選定をしたいと思う.

その推定上がりタイムは何により決まるだろうか.馬の末脚だけでなくコース形状により違うはず.というより間違いなくコース形状の影響を受ける.

その為今回はコース形状の分析を行う.直近では小倉競馬場愛知杯(芝・2000 m)が行われるため,小倉競馬場に着目する.

 

<概要>
芝コース1週1615.1 mと福島競馬場に次ぐ小ささ.
標準的な長さといえる直線に坂は設けられておらず,差し馬よりもどちらかというと逃げ馬・先行馬が優勢とみられる.

 

<起伏>
スタートから第1コーナーまで登り,第2コーナーから第4コーナーにかけて下り坂と平坦路が交互に続く.第4コーナーからゴールまでの直線は平坦.

 

ここまで記入したものの,実際の小倉競馬場の紹介はJRA公式サイトの方が情報量が多く,かつ分かりやすい.
情報は1次情報をつかんだ方が良い.
引用URL:https://www.jra.go.jp/facilities/race/kokura/course/

それでは良い競馬ライフを.

2024 日刊スポーツ賞シンザン記念(G3)結果 (ウォーターリヒトの隠れた能力に注目!)

こんにちは.今日外に出てみたら思いのほか寒くて驚きました.まだ春は遠く先にあるようです.そんな中の日刊スポーツ賞シンザン記念結果を見ていきましょう.

 

<今回の買い方>
以下の馬全て複勝購入.なお,金額は各種振り分け
4 デルシエロ
5 ノーブルロジャー
7 タイキヴァンクール
12 ケーブパール
13 エコロブルーム
17 ナイトスラッガー

 

<結果>
1着 5ノーブルロジャー(3番人気)
2着 13エコロブルーム(1番人気)
3着 14ウォーターリヒト(17番人気)

ウォーターリヒト誰!?!??!??
複勝とはいえ1,2着が当たりました.この世のすべてに感謝ありがとう.
回収率105%でなんとかトリガミ回避.
三連複にしなくてよかった.

 

<反省>
今回は大きく荒れなかったこともあり無事そこそこ的中させることができた.しかしウォーターリヒトを買うことができなかったか再度調べなおしてみた.
すると,一度だけ末脚を使って強靭な追い上げをしたレース履歴があった.その当時は女性の新人騎手で負担重量が軽かったためだろうと考えていたが,実は力を持った馬であることを示していたのかもしれない....

その他今回予想馬の振り返り
4 デルシエロ
スタートをうまく切れており序盤の展開は良かったものの,終盤前方の馬集団に壁を作られてしまった形でうまく加速できなかったように見えた.17着に沈んだものの力を出し切れなかったため致し方なし.

5 ノーブルロジャー
スタート問題なし.レース全般でかなり外回りをさせられる展開だったものの差し切り1着となったのは見事.着順以上に今後評価できる内容だと思った.

7 タイキヴァンクール
レース終盤でのスタミナ切れ?がやはり見られた.他の馬と比べて最後の直線で加速できていない.10着

12 ケーブパール
スタートでやや出遅れあり.レース全体で外周りを走らされており,苦しいレース展開だった.その為レース終盤で末脚を使える余力が残っておらず9着.

13 エコロブルーム
スタート好調.また,外枠にもかかわらず第3カーブに入るタイミングでは内側コース取りができており,馬の体力温存ができている.最終カーブ後の展開では前が詰まってややもたつく展開があったものの抜け道を見つけるという騎手の能力を感じた.2着.

17 ナイトスラッガー
スタートまずまず.外枠による影響が大きい.常にコース外回りを走らされる展開となっており上がりで末脚を活かしきれなかった.13着.

今回はウォーターリヒトの隠れた能力,そしてレース展開をつかみレース終盤まで最後尾で我慢して他の馬に追随し最終直線で勝負を仕掛けた騎手のうまさに脱帽した.

次のウォーターリヒトへの注目の集まり方が気になる.
それでは皆様良い競馬ライフを.

2024 日刊スポーツ賞シンザン記念(G3)予想 (JRAが施行するシンザン記念、ナイトスラッガーが注目)

こんにちは。最近は日が長くなり、春の訪れを今か今かと待ち遠しく思う次第です。
そんな中の日刊スポーツ賞シンザン記念!!!

 

<レース概要>
シンザン記念とも呼ばれ、日本中央競馬会JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(G3)。創設は1967年。

シンザンとは過去に日本競馬史上2番目の三冠(皐月賞東京ダービー菊花賞)を達成、翌年も有馬記念天皇賞(秋)を優勝した五冠馬のことらしい。
いつの時代にもイクイノックス級の名馬がいるものだ。

 

<今回の注目馬>
今回の出馬数は18。
過去レースタイム・推定上がりを参考に以下の馬に注目した。
※推定上がりとは
「上がり」がレース終盤を指す.レース結果記載の推定上がりは,
「終盤3ハロン(600 m)の推定タイム」を指している.

4 デルシエロ
5 ノーブルロジャー
7 タイキヴァンクール
12 ケーブパール
13 エコロブルーム
17 ナイトスラッガー

 

<各馬の考察>

4 デルシエロ
前走・前々走からレース終盤で刺している印象が強い.
推定上がりのタイムは34秒台前半から33秒台後半で終盤に畳みかける力を持っている.スタートの出遅れ癖がある点が懸念.

5 ノーブルロジャー
前走の新馬戦では圧倒的な推定上がりのタイム(33.3 s)を記録している.
これだけ力があれば今回のシンザン記念でも勝ち馬となれるはず.

7 タイキヴァンクール
前走(朝日FS)では9着と振るわなかったが,レースタイム(1:34.4)は今回の競走馬と比較すると優秀.前走9着なこともありオッズがおいしい点も良い.なお1400 mより遠距離でのスタミナ切れが懸念される.

12 ケーブパール
前走4着と振るわなかったものの,推定上がりは33.7 sとかなり早いと思われる.前走4着によってオッズが高くなることを期待している.

13 エコロブルーム
前走での推定上がり驚異の33.2 s.他の馬と一線を画す強さとなっている.
間違いなく強い.前走レースタイムもかなり良い.勝ち馬に間違いなく入ると思われる.実際執筆時点で1番人気だった.

17 ナイトスラッガー
前走の推定上がりが33.7 sと勝ち馬となる資格がある馬と思われた.
外枠の心配はあるが,その分オッズが高いだろうと考え注目対象とした.

 

<今回の買い目>

前回三連複で外したこと,今年はJRAにタコ殴りにされて競馬から退場しないことを目標としていることから,今回は複勝購入とする.

 

それでは良い競馬ライフを.

2024 フェアリーステークス(G3)結果 (フェアリーステークス予想結果:注目の騎手と競走馬の成績)

こんにちは.正月休みから気分が切り替わりません.
フェアリーステークスが終了いたしました.
過去予想に対する結果を見ていきましょう.

<今回の買い方>
三連複(6, 9, 11, 13)-(6, 9, 10, 11, 13)-(6, 9, 10, 11, 13)の10通り.


参考:今回の予想
9 キャットファイト(1:33.7)
10 キャプテンネキ(1:33.9)※
11 テリオスサラ(1:33.9)
13 イフェイオン(1:33.3)
※出走履歴に芝1600mが無い為他のレース履歴から推測した.

追加でルメール騎手が乗られる馬にも注目する.
6 スティールブルー(1:34.0)

結果発表~~~~!!!
1着 イフェイオン
2着 マスクオールウィン
3着 ラヴスコール

外れてるわ.普通に外れている.

<反省>
過去レース履歴の見方に不備有
レース動画見返してみた.
キャプテンネキに着目すると,最終コーナーまでのレース展開は位置取り良いように感じられたものの最後の直線で失速してしまった.
今までの出走履歴に1600m以上が無く,スタミナ切れを起こしてしまったように見られた.残念.

前走タイムを過信しすぎている
この傾向は前回から変わっていない.というより現在予想する手法がこの前走タイム一本足のみだから仕方ない.別の手法を検討する必要がある.
今後は以下2点を踏まえて予想をしていきたいと思う.
・競馬場の特徴
・血統
また,YoutubeJRA公式から調教動画が上がっている.
そちらも参考にしていきたい.

まだまだ他の競馬攻略サイトに追いつける情報量など微塵もないが,負けを確実に糧にして今後の競馬に臨んでいく.

2024 スポーツニッポン賞京都金杯(G3) 結果 (注目の騎手が脱帽させたコースどり)

あけましておめでとうございました。
京都金杯が終了いたしました。
過去予想に対する結果を見ていきましょう

<参考:今回の予想>
1 メイショウシンタケ(1:31.9)
8 サヴァ(1:32.1)
13 マテンロウオリオン(1:32.2)
18 アヴェラーレ(1:32.1)

また,川田将雅騎手が騎乗される馬も追加で様子見をすることとする.

17 フリームファクシ(1:34.4)※

1着 コレペティトール
2着 セッション
3着 トゥードジボン

知らん馬しかいない…と゛うし゛て゛…
しかしレース映像を観ると、1着コレペティトールのレース展開に脱帽だった。
最終コーナーからの差し込みを内回りのコースどりが難しいにも関わらず見事走り差し込み切った。
コレペティトール自体の前走タイムは決して良くないが、騎手の腕によって(?)ここまで善走するとは思わなかった。岩田康誠騎手は今後もぜひ注目していきたい。

ちなみに4,5,6着は予想馬達だったのである意味で三連複当たっていると思ってもらって良い。

今回の反省
人気馬の扱いはより慎重に
今回は人気馬が馬券内に入っている
(2着セッションは3番人気 3着トゥードジボンは1番人気)
人気馬が何を以て人気であるかはあまりわからない。
「ただ買われている為」人気していると考えることもできる。
結局周囲の伝聞に惑わされず自分が良いと思った馬を購入していきたい。

2024 日刊スポーツ賞中山金杯(G3) 結果 (競馬予想の教訓:前走タイムの重要性とオッズ変動の考慮)

あけましておめでとうございました。
中山金杯が終了いたしました。
過去の予想に対する結果を見ていきましょう…

<参考:今回の予想>
3 リカンカブール(1:59.3)
4 エピファニー(1:59.0)
5 マイネルファンロン(1:59.3)
7 ククナ(1:58.9)
9 サクラトゥジュール(1:59.1)(※)
10 マテンオウレオ(1:59.1)
11 ゴールデンハインド(1:58.9)
16 サトノエルドール(1:59.1)

1着 リカンカブール
2着 ククナ
3着 マイネルクリソーラ

1,2着が当たったのはめでたい
しかし、トリガミでした
複勝1200円→払い戻し940円
今回の回収率は約78.3%
JRAの懐に入る分が70〜80%であることを考えると…
「J R A の 思 う つ ぼ」

 

今回の敗因
買い目を広げすぎた。
マイネルファンロンはさすがにおじいちゃん馬すぎる。
もう余生を過ごしてくれ。
17頭立てのうち8頭分の複勝を買っているのだから当たるだろという話でもある
なお、もし買い目を狭めた場合にタイム観点で狭めるとリカンカブールは購入しなかった可能性がある。
そうとなると…?買い目は広げるべき?となり事態は複雑化する。そもそも競馬は複雑で当たらないことに面白みがある。今後いかに買い目を絞るかは検討のしがいがある。

前走タイムの見方を一考の余地あり。
前走タイムはある程度できると思われるが、一方でレース展開次第ではいくらでも変わりうる。
それは当たり前なことではあるが、同様の距離で前回タイムから何秒ほど違うかをあまり意識していなかった。
何秒ほどの差を考慮して馬券対象とするかを考えるべきと感じた。

買う時間が早すぎた
これは用事があったため致し方ないことだが、オッズ変動をあまり考慮せずに馬券購入してしまった。その為2頭当たればトリガミ回避のはずだったが、結果としてトリガミとなってしまった。
馬券は直前に購入するのが良い。